“It is a so big building.” 

情けないことですが…

先週のレッスンコメントの続きです。
“It is a so big building.” 
これのどこが間違っているのか、言われてもピンときませんでした。

先週のレッスンのあと、「so」を辞書で引いてみました。

副詞だ、なるほど!

辞書を引いて、すぐにわかりました。
「so」は副詞です。
副詞は形容詞・ 副詞・動詞を修飾します。

だから、”It is a so big building.” は間違いなのです。
「so」の前に「a」があり、最後が「building」という名詞になっています。
「so」の位置に入れるのは、名詞を修飾する形容詞でなければなりません。

そして、こんな風に使うんだよ、アーロン先生が言った英文、
“Wow! It’s so big!”

これも辞書にありました。
「・・・『so』は主観的で話しての感情が強く入る。・・・」(GENIUS英和辞典より)

そして、以上を確認した上で、アーロン先生に確認してみました。

アーロン先生に質問中

わたしsoとveryは、どう使い分けるのですか?

アーロンいい質問ですね。「感情が入るかどうか」なのか、それとも「後で名詞がつくかどうか」の文法的なものなのか?答えは、両方です。

文法的に言うと、Veryはどちらの文でもOKです。It’s very bigは淡々とした説明で、It’s so bigはびっくりした感じを表すのです。でも、It’s a very big buildingというように名詞がつく場合、soは不可能です。

では、後で名詞がつくとき、びっくりした感情を表したい場合はどうすればいいでしょう?そのときはsuch a を使います。たとえば、It’s such a big building!など。

簡単な表現の中にも忘れていることがたくさんありますね…
コツコツがんばります。

アーロン先生の寸評(英語)