「コア英語教室」は、東京・名古屋・大阪を中心に、個人や塾が「コア英語教室」とフランチャイジー契約を結んで教室開設をするという形で教室を展開しています。
東京渋谷の本部校、相模大野校や大阪の天満校は団体が直接運営している”直営校”です。
”英語教室の先生”ですので、当然と言えば当然なのですが、皆、英語のレベルが半端ない!!元日航の客室乗務員、大学の先生、高校の先生、などなど、肩書に関わらず皆、ハイレベルの英語力の持ち主ばかりです。
天満校の長尾は叩き上げ講師です。英語ダメダメからの13年目です。ここ数年、ようやく形になってきました。
と、余談はさておき。
コア英語教室には50年以上の歴史がありますので、過去を遡れば相当数の”テューター”と呼ばれるコアの先生たちがいます。(いました。)
現在もお教室を継続していらっしゃる先生方の内、トップクラスの生徒数を率いているのは、70台前後の超ベテラン先生たち!これらの先生方は、本当にいつも若々しく、凛としていて、私も将来あのようになりたいと憧れ、背中を追いかけています。
さて今回は、そのような過去現在の先生の中のお一人にスポットを当ててお話したいと思います。
その先生は、約45年ほど前に関東地区でコア英語教室を開きました。12年ほどやったのち、ご家庭の事情で教室を閉じ、その後は持ち前の英語力を生かし、学校の先生や予備校の講師などをされていました。(「英語を教えることができる力」って、生活力になりますね!)
その後、ご家庭内においても色々あり、あまり人とも話さなくなっていきました。
「こんなことをしていてはだめだ!」と、ここから生活を立て直してみたら、時間が余り出したので、なにかしようと、家庭教師の○○やら、予備校やらの講師募集に応募してみたら、年齢制限なく、受かる!受かる!(笑)
御年75歳!!!!
いやぁ~…素敵すぎる…
私も薄々、「この仕事している限り、食うには困らんやろうなぁ…」とは思っていましたが、やっぱりそうだった!(やったー!)
で、その、元コア英語教室の先生。雇われるくらいなら、自宅で自分でやる方がよほど楽しいし気楽という訳で、何十年かぶりにコア英語教室の先生に返り咲く予定(…へと流れております)。
彼女と面談をしたのは当教室の代表。75歳の彼女は昔の面影に近い表情で生き生きと教室再開についての話をし、自分の若さに自信がある様子で、話していても全く老いを感じさせないきりっとした感じがあったとのこと。
「人と話す機会がないとだめになりそう。」「通っている川柳の会では”75歳”なんてまだまだ若いと言われる。」などなど。
約20年後の私はこんな風に生き生きとしているだろうか。
毎年毎年入ってくる新しい生徒たち。毎日毎日変わる生徒たちの表情。様子。成長。そして、生徒たちと一緒に少しずつ向上していく私自身の英語力、英語への興味。それらを真摯に受けとめ、見つめ続けていく限り、”老い””老後”などと言う言葉は私には必要ないかな、と、少し気が遠くなる感じがありながらもニンマリする午後でした。