えいやっ!で飛び込んだが、予想以上の収穫
2020年4月20日発行 第95号(2020年5月号)
生徒の皆様、お元気にお過ごしですか?
Web授業を行っている生徒さんとは毎週、画面を通して様子を知ることができますが、そうでない生徒さんとは丸まる1ヶ月お会いできませんね。よろしければ、LINEの公式アカウント「コア英語教室 天満校」へお友達登録していただき、近況をお伝えください。
さて、小学高学年、中学生、高校生を中心におこなっているWeb授業。コア英語教室天満校もこのたびの緊急事態を受け、zoomという会議システムを使い、急遽導入しました。2年ほど前から、Web授業の可能性については模索しており、zoomについても多少は操作していましたので、意外とスムーズにWeb授業へ移行できたように思います。
さて、1週、2週と授業をしてみて思うことですが、 思った以上に、
イケてます!
正直、取り組むまでは、”Web授業で授業の質が保てるだろうか””生徒の息遣いが聞こえない授業なんて”と、マイナスの印象をWeb授業に対してもっていました。しかし、1ヶ月も授業を休むことを思うと、”授業を継続することの方が重要だ!”と判断し、Web授業に踏み切りました。
Web授業に対しては、多くの保護者様が前向きに、積極的にとらえてくださり、ほぼ全、小学高学年、中学生、高校生の生徒様がWeb授業にでておられます。
さて、懸念していた”授業の質”ですが、通信状況が良好に保たれ、音声の途切れがない限り、教室での授業と変わりないと感じます。むしろ、Web授業の方が良いのでは?と思われる点もあります。現時点で、良いと思える点は、
- リラックスして授業ができる
- 他の生徒を気にせずに授業ができる
生徒さんに感想を聞いてみましたが、「教室と変わらない」「Webの方がいい」というお子さんがかなりいました。
- 「ふかふかの椅子でできるから、こっち(Web)の方がいい」
- 「教室より緊張しない」
いや、そりゃそうですよね(^^;)自宅の椅子のほうが座り心地はいいに決まってます(笑)子どもたちが言うように、教室で行う授業よりも、落ち着いて課題に取り組む様子がよく伝わってきます。教室だとあせって言い直しが多い生徒さんも、いつもよりスムーズに英文を声に出せていました。正直、この違いには驚いています。
また、教室での授業だと、クラス人数が多くなるとどうしても生徒間の私語が出てきます。たとえ、短い言葉のやりとりであっても、それは、自他両方の思考を中断させることになりますし、授業の流れにも少なからず影響を与えます。Web授業だと、画面にクラスメイトは映っていて、いっしょに授業は受けているけれど、実際に隣に座っているわけではないので、ちょっかいを出すことができません。ですので、淡々と授業を進めることができます。
みんなに会わないと、楽しくない!
成人クラスの皆さんは、”みんなでわいわい”の部分の重要性が高いように思います。ですので今回もWeb授業へのお誘いはしていません。
学習を楽しくスムーズ継続させるために、何が効率的にはたらくかは、人それぞれ。今後は、教室に来る生徒とWebの生徒が混在するなどという場面も出てくるかもしれませんし、それは可能なように思います。
あぁ、けれど、小学低学年の皆さんは…やはり、教室での授業が良いですね。彼らのパワーはを受け止めるには、やはり生身でないとダメだな、と思います。