子どもの心を動かし続けるには、シンプルなものがいい。絶対にいい。子どもの想像力は無限なのだ!おとなが限界を決めることなかれ。

コア英語教室の低学年生徒用テキストは、何とまぁ!見事に白黒、挿絵なし。これじゃぁ、こどもに好まれないのでは?!

そうなんです。コア英語教室の小学低学年(英日コース)クラスのテキストの多くは挿絵なしです。最初にこのテキストを見た時には、私自身が真っ先に「うわっ、やりにくそう」とダメレッテルをつけていました。

なんとかして興味を持たせたい・・・さて、実際に授業でどのように使っているかというと・・・

楽しいテキストに、自分たちで作り替えちゃいます!

3びきのやぎのガラガラどんの絵本を見ながら、コアテキストの余白に自由に書いてもらいます。お絵描き中、ガラガラどんの英語朗読をずっと流しておきます。

子どもたちは夢中でお絵描き、色塗りをしながら、時々、CDから流れてくる”日本語”を(英日音声が交互に流れるCDなので)口ずさんでいます。

この作業をじっくり時間をかけてやることで、無理なく、そして自発的に英語物語へと子どもたちは入っていきます。

絵本を見せるだけでもずいぶん違うでしょうが、「トロルはこんな感じかな」と、手を動かし、心を動かしてその作品に向き合おうとすれば、想像力はさらに膨らみ、さらに何倍も作品の中心に入っていけるはずです。

心が進むべき方向へ向いてくれれば、後の流れはスムーズです。先生の声かけは最小限で子どもたちに届きます。